SF読みの人が割と高評価で、そこに「他の若い作家とは違う懐かしさを感じさせられたのは、やはり世代の近い作家だからなのか*1」とか「ティプトリーの有名な短編を思い出させつつもきっちりとこの作家のトーンでまとめて極上の味わい」とか「小道具の使い方や澄明な空気に不穏なものが混じりゆく流れなどはどこかブラッドベリを想起させて」とか気になることが書かれていたので購入してみました。
読んだ感想としては「面白いけど、売れなそう」(笑)。
こういうお話は好きですし、古橋さんの他の著作も読んでみようかと思ったのですが*2、なんというか、「売れなさそうだな〜」という感じがひしひしと*3。実はちゃんと売れてるならいいですし、仮に売れてなくても大きなお世話ではあるのですが。いわゆるラノベ作家にしては著作の数が少ないのがちょっと気になるんですよね。