小説

電子ペーパー端末でどんな「なろう」を読んでるのか。

先日は電子ペーパー端末でなろうを読むための設定について書きましたが、あれから設定を調整して フォントは源暎ちくご明朝に タップによるページ送りは「左」ではなく「下」に ――変更しました。 フォントはいくつか使ってみたなかではなんとなく「源暎ちく…

電子ペーパー端末でなろうを読もう

たまに「なろう系でこれが面白いよ」的なコメントを見かけるけど、ブラウザやスマホだとイマイチ読みにくいんだよなぁとか思ってたのですが、よく考えたらLikebook Marsで読むのにいい感じのアプリがあるんじゃね? と今更のように気づいた。 そこでで、誰か…

『僕は友達が少ない』実写版は結構面白かったですよ?

『僕は友達が少ない』の実写版については原作と揉めた?(で、原案扱いになった)とか、いろいろ不安材料があったのですが、実写版として結構いい出来で面白かったです。 (僕が最近観た実写版は『マリみて』『ひぐらし』あたりですが*1、それらよりはかなり…

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』8巻は凄く良かった。やっぱ八幡でぽんかん(8)な巻だから力が入っていたのかな?

8巻は本当によかった。たぶん僕が『はまち』に求めていたのはこういう内容。 それにしても海老名さんじゃないけどはや×はち最高ですね! 以前からもうちょっと絡みを見たいと思っていたのですが、こんな形で見られるとは。ヒッキーと同じく初めて陽乃さんに…

ぼっちラノベって純文学なの?

ぼっちラノベといえば『僕は友達が少ない』になるのかもしれませんが、僕はあれがぼっち作品だという印象はあまりありません*1。 あれよりも(おそらくぼっち作品扱いされてない)『とらドラ!』のほうがぼっち作品っぽい――というか、『とらドラ!』が好きだ…

『約束の方舟』とSocial Fiction

僕はSocial FictionとしてのSF――とか書くと「社会派SF」ってことになるのかもしれませんが、社会派というより「空想社会」としてのSFが好きだったりします。 「科学」が違っていれば当然現在の社会とは違っているはずで、じゃあどんなことが変わってくるんだ…

『桜ish―推定魔法少女―』をいまごろ読んだよ。

一肇の『くくるくる』が割と面白かったので、『幽式』『桜ish―推定魔法少女―』と遡って読んでいたのですよ。そしたら『桜ish』は中途半端なところで打ち切りじゃないですか! しかも調べてみたら連載作品で続きもいちおうあるみたいなのに*1。 続きが読みた…

最近のラノベってお笑いコントみたいなボケツッコミだけみたいな作品が流行ってるよね。

――とか書くと「流行ってるのは一部だけだろ」「いや昔からじゃね?」「ラノベだけじゃなくて漫画もそうだろ」とか色々ツッコまれそうですが。 東浩紀(だったっけ?)が言ってたように「物語」がなくなるんだとすれば、もはや残るのはキャラのボケツッコミだ…

『ベン・トー』(5)〜北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円は期待以上に面白かった。

いつもは名前だけ出ていて裏ヒロイン的な広部さんが登場したり、槍水先輩がやたら可愛かったりと見所も文字数もたっぷりな巻でした。 4巻はちょっともの足りない感じがあったけれど――ドラマとかバトルが薄味だったので――今回は割りと濃いめでたっぷりとした…

『人類は衰退しました』パロディ編はツッコミどころが多すぎる(笑)

いやもうページを進めるたびに「○○かよ!」とツッコミを入れながら読んでたので疲れました。混ぜるな危険。 30代後半〜40代前半に向けたネタが多かったように思うのですが……『人退』の読者層ってその辺なんですかね? 『邪神大沼』に審査員特別賞を出してた…

『人類は衰退しました』学園編は心に沁みた。

なんというか『AURA〜人類は衰退しました』というタイトルでも不思議でないくらいきちんとした学園ものでした。 田中ロミオの書く学園ものが基本的にこういうテイストなのだとすれば、連載(長編)小説――要するに今風のラノベ――にはあまり向いていないのかも…

『とある飛空士への恋歌』(犬村小六/ガガガ文庫)の3巻は良かった。

予想以上に悲惨な戦況になってて、ちょっとびっくり。 戦争ものはあまり読まないせいだと思いますが、『星界の紋章』でゴースロスが爆散するところをなんとなく思い出したりしました。 ラストの展開で「おお!」と思い、ようやく面白くなってきた感じです。 …

猫砂一平に憧れる。

たぶん僕が学生の頃に「なりたかった自分」があったとすれば、それは間違いなく猫砂一平ですね。いやいや、ほんと。 小説が書けて漫画が描けて*1プログラムが書ける*2んだもの。どれか2つができる人は案外見かけるけど(それはそれで凄いと思うけど)、3つ…

『よいこの君主論』を読んだのだけれど、

――イラストレーターが超気になる。なに描いてる人だっけ? 商業誌で見たのか同人誌で見たのかウェブサイトで見たのかすら分からないけど、どこかで見た記憶があるような気がするんだけど、それがなんだったのか思い出せん。 (ちなみに『少女マンガから学ぶ…

夏コミは『とある飛空士への恋歌』と『とらドラ!』の2冊の予定。

気がつくともう来週じゃん! 『とある飛空士への恋歌』のほうはアリエル×カルエルで、かなりアホなというかカルエルがヘタレというか甘えん坊な感じのネタ。まあ本編があんな感じなのでちょっと書きたくなったので書いてみた、みたいな。 『とらドラ!』のほ…

『ベン・トー』(4)〜花火ちらし寿司305円は、

――ちょっとお色気多め、ドラマ少なめな感じであっさり風味。 ある意味夏休みらしい、清々しい感じのお話でした。 前に『バニラ』の感想を書いた時に アサウラさんの作品を読んでいて感じたのは、常に「孤独」とそれに対する「人肌の暖かさ」、「絶望」とそれ…

小説版『神のみぞ知るセカイ』をようやく読み終えたよ。

プロットやシナリオはなかなか面白くて、漫画として読みたかったと思いました。 ――というか、同時攻略とか○○とか、かなりオイシイネタを使ってるんですが、原作のほうではいつ使うんでしょうかね? 小説としてはちょっと残念な出来。ノベライズということで…

ライター(脚本家、放送作家)と小説家(作家)の違いって、

アニメのライターさんは主に「打ち合わせで気の利いたことを発言する」「キャラにいい台詞を言わせる」のがお仕事で、物語を作る小説家とは違うんだよ――的なことをその昔聞いた気がするんですが、どうなんでしょうね? (だから、物語志向の強いライターは「…

いまさら『とらドラ!』を語ってみる。

ようやく原作の最終巻を読んで――つまりこの前同人ネタを書いた時にはまだ読んでなかったわけですが――アニメを見返して思った事をつらつらと。 『とらドラ!』の最終巻が出る前(アニメもラスト3話を残してるくらいかな?)に、 アニメが終わるまで原作最終…

COMIC1は知り合いのサークルで参加するよ。

場所はち-39b「猫耳魔術團」。『とらドラ!』の亜美ちゃんネタで何かを出せるといいなぁ。 カタログ買って確認したら、なんか他の『とらドラ!』サークルと離れてる?――と思ったけど、あっちは男性向けか。 ……それにしても大河ばっかりだな。むーん。

『お釈迦さまもみてる 学院のおもちゃ』が出ていたよ。

『マリア様がみてる』は例年この時期に新刊が出ていたので今年はどうするんだろうと思っていたのですが、ちゃんと出ましたね。『お釈迦さま』のほうですが。 あまり期待せずに読み進めたのですが――前巻が特に面白かった記憶もなかったので――意外に面白かった…

『とある飛空士への恋歌(1)』(犬村小六)は1巻まるまる前振りでびっくりですよ。

前作が売れたからできることですな。 (2巻の構成がどうなってるのかにもよるけれど)2巻の内容と併せて厚めの単行本1冊にできたんじゃないのかな?って気がします。2巻を読んで「これなら1巻があれでも仕方ないね!」と言わせる内容になってることを期…

ようやく『バニラ』(アサウラ、スーパーダッシュ文庫)を入手して読んだ。

『ベン・トー』シリーズが大変面白くてアサウラさんの既刊を読もうと思ってずっと探していたのですが、ようやく『バニラ』を見つけて購入。できればデビュー作『黄色い花の紅』から読みたかったけど、まあ仕方ない。 で、読んだ感想を書く前に一言――『喰霊―…

『狼と香辛料』はゆっくりでも着実に話が進んでて、安心して読めますな。

コルが仲間になった頃は「引き延ばすつもりなのかな?」なんて思ったりもしていたけれど。着々と進行していてなにより。 雪国の描写がしっかりしていたのは良いですね。雪の描写はおざなりでガッカリすることも多いので、そこがきちんと描かれてたのは評価が…

『食卓にビールを』を買いに行ったら全書店からなくなっていた。ちょっと前まで全巻揃ってたはずなのに。

『回帰祭』が面白かったので久々に小林めぐみ作品を読もうと思い、とりあえず『片手間ヒロイズム』と『食卓にビールを』を買ったわけですよ(比較的最近出ていたのがそれらだから)。 『片手間ヒロイズム』のほうはちょっとイマイチだったので同系統(の作品…

『ベン・トー』はさっさとアニメ化しないのかな。

「国産うなぎ弁当300円」も大変おもしろうございました*1。 巻数が足りないのでまだまだ先だとは思うのですが、アニメ化したら大変面白くなると思っていますので期待はしています。水島努さんとか監督やらないかな? あとがきで色々書いてましたけど、1/4…

漫画版『とらドラ!』2巻の特装版のおまけは、

漫画の頁はともかく、小説のところが校閲もなしで、組版も文章を組んだことのない人が適当に流し込んだみたいになってたのが気になりました。300円相当の商品なんだから、もうちょっと気を遣おうよ。 そういや前にも漫画のオマケに付いてた小説の組版が酷か…

相変わらず板垣監督が飛ばしているおかげで勉強になります。

板垣伸監督がラノベ原作をやらなかった話を読んで、まあやっぱり「どの作品?」ってのは気になるところですが、それ以上に気になったのがプロデューサーの語った この原作はこの“ユルさ”のおかげで6〜7万部売れてるんです。つまりこの絵でこの原作に忠実に…

久々に小林めぐみの作品(回帰祭)を読んだけど、相変わらず面白いの書いてるんだね。

小林めぐみはデビューからしばらくは全部読んでいたのですが、10年くらい前の一時期小説をほとんど読まなくなって以来読まなくなってたんですね。で、何ヶ月か前にハヤカワで新刊が出ていたのを見かけて気になったので買ったんだけど、積読にしていたのをよ…

2日目東ク-43b「うぃーくぽいんと」

いちおう目処がついたので未来日記。 新刊は『AURA 2周目用修正パッチ』*1になります。 『AURA 〜 魔竜院光牙最後の闘い』ネタですが、内容はタイトルから想像できるような内容です。たぶん。 ショートショート3本立て、みたいな。 既刊の『図書館戦争EX …