唯脳論

 うん、面白い。今まで漠然と感じていたことが明確に説明されている点が素晴らしい。


 例えば以前ピーター・ドラッカーさんの著作に「人は読んで学ぶ人と聞いて学ぶ人がいる」という趣旨の記述があって僕は経験的に「確かにそんな気がする」と思ったわけですが、「唯脳論」を読むとそれは脳の構造上当たり前のことだと理解できるのです。
 他にも普段疑問に思っていたことへの回答(あるいはそれを導き出す道筋)が示されていて、非常に勉強になりました。次は「人間科学」でも読みましょうかね。


 ちなみに理科系は視覚重視、文科系は聴覚重視、のようです*1
 改めて読むと違う気もします。

*1:唯脳論」にそう書かれていたわけではないですけどね。