文科系アニメと理科系アニメ

 「プラネテス」は文科系アニメ。
 「鋼の錬金術師」は理科系アニメ。
 養老さんの本を読んでたら、そんな気がした。


 プラネテスがどんなにそれっぽく作られていても「何か違う」気がしてたのは、文科系な作品*1だからだとすれば納得がいく。
 「ふたつのスピカ」も文科系っぽいからイマイチに感じるのかもしれない。


 あ、ちなみに「理科系アニメが面白くて文科系アニメがつまらない」という話ではないです。文科系で面白い作品はありますし、理科系でもつまらない作品はあります。
 ただ、SFっぽいのに文科系なのは興がそがれて嫌だ、という話です。


 あるいは、理科系作品の良さは文科系の人には理解しにくい(もちろんその逆も)のではないか、というお話。少なくとも文科系の人の理科系作品の批評はトンチンカンなことが多いし、きっと逆もそうなんだろうなぁ、と。

*1:少なくともキャラクターの思考の仕方は明らかに文科系のそれだ。