穏やかな世界

 ここに挙げられている「穏やかな世界」の作品は苦手なものばっかりだ、と思った。例外はコメットさん☆くらいか。
 さて、「穏やかな世界」の定義は


あまり事件らしい事件は起きず、人間関係も安定。キャラ同士は好意を持っているが、恋愛はしない。舞台は概ね普通の日常で、本編の大半が生活描写。そんな作品だ。

とあるので、人によっては「マリア様がみてる」も「穏やかな世界」じゃないの? とか思うかもしれない。
 でもマリみては、毎回事件が起こるし*1、人間関係は不安定だし、恋愛もしてる。
 もちろんたまには「穏やかな世界」に相当するような巻もあるけれど、それだけではないからね。もしそれだけのお話だったら、こんなに好きになってはいなかっただろう*2


 だからマリみてのアニメが「穏やかな世界」になってしまったら、まともに見なくなっちゃうんだろうなぁ。

*1:「事件」と言えるかどうかは異論があるかもしれないけど。

*2:祐巳一年生編」がどれも好きなのは、毎巻きちんと事件が起こってたから。「祐巳二年生編」が、「子羊たちの休暇」以来イマイチに感じるのは「穏やかな世界」になってしまってるからだし。「涼風さつさつ」は次巻以降に事件を予感させるから良いのです。