マリみて
――あるいは白泉社的というか花ゆめ的というか那須雪絵的というか。 最近この手のネタを読んでいなかったので、大変楽しく読めました。 それはそれとして。 「ごきげんよう」で始まらないマリみてはちょっと新鮮。いかにも「新シリーズになりました」って感じ…
「マリア様がみてる」の新刊は短編集とのことだったのであまり期待していなかったのですが――短編はお話進まないから――めちゃくちゃ同人誌っぽい内容じゃないですか。最近はほとんど書かれない方々がメインのお話でとっても嬉しいっちゃ嬉しいんですが、ちょ…
ようやく決着がついた。長かった……。 これで最終巻でいいや、と言わせないためにちゃんと引きをいくつか用意しているのはさすがでございます*1。 祐巳ちゃんの妹話はあまりに長かったのでいまさら特に感想もないのですが、細々とした伏線の回収部分とかは楽…
――と友達に言われて「ああそうか、そういう風に見えるのか」と素で思った。 乃梨子ちゃん視点なんかだと上級生のお姉さま風に見えるけど、でも実際はいつものようにあーだこーだぐじぐじ悩んでるんだろうな、なんて想像しながら読んでたもので。冒頭のシーン…
今回は久々によかった。思わずすぐに読み返してしまったくらい(笑)。 あの設定については正直「どうよ?」とか思いますが、それを差し引いても面白かった。マリみてに求めていたのはこういうお話なのだなぁと、しみじみと思いましたとさ。 ところで、読み…
読んだ。 最近のマリみてが物足りないのはだいたい想像通りにお話が進んじゃうからなんだなー、と今更のように思った。前はもっと意外性があったのに。
全然話が進んでねぇ!(w 予想はしてましたけど。さすがに次は進みますよね?
掲載誌をようやく読了。 こういう話*1を読むとどうしても「めぞん一刻」を思い出してしまいますけれど*2。 なんというか、マリみては中高生の頃に読むと沁みる話が多いよね、とか改めて思いましたとさ。 *1:「自分以外の誰かを好きなあなたが好き」って感じ…
今回良かったのはなんといっても「薔薇のダイアローグ」。 祥子さまと令さまのお話は本編中でなかなか出てきませんでしたからね。「二人の友情が」と書かれることはあっても二人が絡んでいるシーンってほとんどないので、ずーっと気になっていたんですよ。今…
原稿を書いてたんですけど、間に合いませんでした。内容的には「瞳子ちゃんのお話」です。 未完成ですけど(なので)、無料配布します。場所はA-09a「うぃーくぽいんと」です。 気が向きましたらどうぞよろしく。
今回は久々に由乃さん、乃梨子ちゃんの視点がたっぷりとあって良かったです。ここのところ祐巳ちゃんばかりで出番が少なかったですし。 お話の展開はまあ、予想通りといえば予想通り。可南子ちゃんがあっさり脱落したのが意外ではあったけれど。んでも、本編…
3年になって紅薔薇さまになった祐巳はまだ妹を作っていなかった。ところがその祐巳の妹候補の新一年生が現れたというのだ。 それを聞いた瞳子は、何故自分や可南子ではなく新一年生を妹に選ぶのか聞くために、祐巳を呼び出した。 ――なんてネタを考えていた…
今回はちょっと急ぎすぎな感じがしたけど*1、そのぶん「白き花びら」にページがたっぷり割いているのはナイスです。 見どころはいつもと髪型が違う由乃さん祐巳ちゃん、かな。 *1:まあでも、うまくまとまってたとは思う。
蓉子さまのお姉さまとの出会いについて書きました。蓉子さまのお姉さまは「静かなる夜のまぼろし」にもちょっと出ているので、イメージが合っているかドキドキものです*1。 サンプルのPDFはこちら。 プリンタの調子が悪いのがつらい……。 *1:んでも、どこかで…
「ジョアナ」をあえて書き下ろした理由がちょっと気になったり*1。ああいうネタはあえて書かないと思っていたし*2、文化祭ネタなら他にいくらでもありそうだし。 ま、単にページ調整のためなのかもしれませんけどね。 *1:「これで妹は瞳子ちゃん!?」とか書…
ぼちぼち書いています。今回は蓉子さまが妹になった時の話。 『猫耳魔術團』にて委託してると思いますので、気が向いたらよろしくです。 サンプルがわりに昔の原稿をアップしておきます*1。 本はこんなの。 *1:全部じゃないですけど。続きは後日。
今回の新刊は久々に盛り上がりもあって面白かったです。 学園祭はおいしいネタが多いので2冊くらいになるかと思ってたけれど、あっさりと1冊で終わったのが不満と言えば不満かな。おかげで紅薔薇姉妹以外の影が薄いですし。 あとがきを読む限りでは、おい…
あれ、フォントが微妙に変わってる。組版も微妙に違ってるかな? 前*1よりは良い感じ。 *1:「真夏の一ページ」〜「チャオ ソレッラ!」
ツッコミどころが多くて多くて……。 なんで「柏木さんの写真を撮る蔦子さん」などという原作を読んでいれば絶対に描写しないであろうことを平気でやるかなぁ。それに「暴走する柏木のスポーツカー」をみる限り、マリみてのスタッフはまともに作る気はないんで…
最近の演出の人は感情移入させるような演出は苦手なのかなぁ。確かに萌え系の演出は主に「外から見た感じ」であって感情移入させなくていいモノばかりではあるけどさ。 でも、レイニーブルーは祐巳ちゃんに感情移入させてナンボでしょうに。
先週とは逆に、普段は評価していない高橋ナツコさんの脚本でしたが、けっこういい感じにまとまっていました。絵コンテ/演出の平向智子さんの過去の演出も特に良い印象はなかっただけに、かなり意外。 黄薔薇ファミリーはアニメではあまり恵まれていなかった…
うーん、以前評価した古橋一浩さんのコンテだったけれど、今回はイマイチでした。 聖さまが好きなのかもしれないけれど、このお話ではもう少し弱めたほうがよろしかったんじゃないかと……。
細かいところで「それ違うでしょ」とか突っ込みたくはなるけれど、アレンジそのものはよい感じです。 うーん、やっぱり白薔薇ネタは恵まれている、のかも。
個人的には非常に良かったんだけれど、オーバーアクションだったりカメラワークがちょっと普通と違っていたりして、「今回は変だった」と思った人も多かったんじゃないか、と今更のように思いました*1。 あれは舞台的な演技なんですよね。カメラワークもそれ…
やっぱり高橋ナツコ脚本が一番酷いのね。。。 あと、斉藤哲人さんの絵コンテの回がよろしくないです。 比較的良いのは古橋一浩さんの絵コンテ担当回かな。……あ、聖さまがらみのお話はほとんどやってるのか。 レイニーブルーは誰が担当するんでしょうね。あの…
今回はうまくアレンジされてて良かったです。毎回このくらいの出来だったらなぁ。 これくらいモノローグが多くても気にならない、というか、少女漫画的作品ならこれくらいモノローグがあったほうが違和感がないです。そういう意味で、アニメのマリみてはモノ…
サンプルPDFを作ってみましたので、気が向いたらご覧くださいませ。
おわったー。 今度はちゃんとオフセットですよ。もちろんルビもばっちりです(笑)。 ページ数が予定よりも微妙に増えてしまいました。もっとペラい本になる予定だったのになぁ*1。 こんなことなら文庫サイズで作ればよかったと思いつつ、文庫になると束が足…
同人誌で「蓉子さまと祥子さまの出会い」を書こうと思っていたけれど、書かなくて本当に良かった、と思いました。まる。
前の時も「なんだかな〜」と思って見ていたけれど、今回はさすがに酷すぎる……。 変更点が中途半端なのがいかんともしがたい。原作では出ていなかったキャラを出すのなら、それなりに考えて出すべきでしょう。キャラが追加されているのに会話がほぼ原作のまま…