マリア様がみてる 〜 波乱の姉妹宣言

 かなり端折った感じですが、まあ、こんなものでしょう。構成は悪くないです。
 演出に関しては、もうちょっと間をとったほうがよろしいかと。いろいろ端折っているうえに間が短いために、詰め込みすぎた感じになって損してる気がします。詰め込みすぎた感じにならなければ、細部の省略はあまり気にならなかったんじゃないかな。


 そういえば「星界の紋章」のアニメ化の時も同じようなことを思いました。「星界の紋章」は全3巻を13話に分割してましたので、「マリア様がみてる」も似たような構成になるのかもしれません。第1話の冒頭に見どころを持ってくるところも同じでしたし。
 これでまたひとつ「星界」と「マリみて」の類似点ができました*1


 以下、感想の箇条書き。

・「ロサキネンシスアンブゥトンプティスール」を流れるように言えちゃうなんて、声優さんはさすがプロだ。
・蔦子さんの声だけ予想と違ってた。もちっと男前な感じだと思ってたので、喋った瞬間「可愛すぎ!」とか思ってしまった。ラストのざっくばらんな感じはそんなに違和感なかったけれど。
・全体的に耽美系な作画で祐巳ちゃんだけ百面相させるのは大変そうだった。
・エンディングの中嶋敦子絵はたいへんよろしゅうございました。

*1:以前は「ルビ」とか「お姫様」が似てると思ったのです。だからどうだということはないですけどね。