『時をかける少女』を観てきた。

 いろいろ言いたいことはあるけれど*1、面白かった。機会があれば観て損はないでしょう。上映館が少ないのが残念だけど*2
 それにしても細田守監督がこんなにサービス満点の映画を作るとは思ってなかった*3。どういった心境の変化なんでしょうかね。長編の構成が弱いってこともなかったし。「面白いよ」とは聞いていたけど、想像以上に楽しかった。
 上映館が少なすぎるせいか、はたまた今日はたまたま1,000円サービスデーだったせいか、無茶苦茶混んでいましたね。今年は(も)夏は劇場アニメが多いとは思うけれど、上映館が少ないのは、本当もったいない。



 どうせ感想とか分析とかはあちこちに上がってるんだろうなぁと思うので、観たあとのオタク同士の会話を少し。
「時をかける少女だけあって、本当に沢山走ってたね」
「まったく。『千年女優』に負けないくらい(笑)。あっちは空いてたのにねぇ」
「そういや今敏監督は同じく筒井康隆作品の『パプリカ』やるじゃん。だったら今度は人入るんじゃね?」
「本当にそう思う?」
「……やっぱ無理かぁ」



 どうでもいいけど、『時かけ』関連の本がAmazonで軒並み売り切れててちょっとびっくりした。いつごろ再入荷するんじゃろか。

*1:一番大きかったのは「主人公たちは高校生じゃなくて中学生だろ!」ってとこかな。具体的な描写がなかった気がするので、そのへんは分かっててやってるんだろうけど。

*2:うちの実家でも上映してよ、とか思った。やっぱ地方じゃアニオタやっちゃ駄目なの?

*3:デジモンとかおジャ魔女とか色々。お色気カットも含めて(笑)。