『あずまんが大王』の新装版はずいぶん手が入っていたな。

 気になったので前のを引っ張り出してみた。
 ……描き直したくなるのは分からんでもない。同人の頃からのファンからすると、前の絵も好きなんだけどねぇ(むっちりした体つきとか)。
 描き直していない部分でも、髪のハイライトはベタで潰したりトーン張り替えたり*1、影のトーンははがしてましたね。おかげでずいぶんあっさりした感じになって、今の絵柄とはそれなりに統一感が出ていたような気はします。


 ネタも細かく変えてる部分があったのはちょっと意外。よっぽど気に入らなかったんですかね。
(変更後のほうがよくなってたとは思うけど)


 他に気になったのは、小学館のフォーマットと違う部分ですかね。
 雑誌掲載分はちゃんとふきだしの台詞に句点がついているのですが、単行本分はついていなかったり。過去の写植をそのまま使って、それに統一するためかもしれないけど。
 あとは話数毎のノンブルも雑誌掲載分にはあるのですが、外していました*2

追記

 差分についてはこのへんがまとまってるみたい。


 そうそう、上記でも書かれていなかった点として、水増しページ――各話の間にある白ページね。小学館の単行本だと見ないけど、角川系だと割とよく見かける――に入っていたネタもばっさり無くしていました。
 旧刊だと各巻毎にテーマ決めてネタを入れてたからそのまま入れられないし、新ネタを入れるほどではないってことだとは思いますが。

*1:トーンの張り替えは途中でやめてたけど。時間切れ?

*2:あれ便利なんだけど、小学館以外やってないみたいなのが不思議。