印刷解体

 んで、こちらはもはや絶滅寸前の活版・写植。こちらも現物を見たりさわったりするのは初めて。
 知識としては知っていたけど、実物を見ると改めて「昔の組版は大変だったのね」とか思った。いわゆる欧文と比べると文字数が多いし、それでいて「世界でも有数の組版技術」と言われるくらい美しい組版ができていたわけだし。


 ――というわけで、個人的には活字・写植がなくなることよりDTPの導入により美しくなくなった組版のほうが気になるのです*1
 写研の電算写植機並みの組版ができるソフト(およびフォントセット)があればいいのに、といつも思う*2

*1:気になったのでWikipediaを調べたら、いろいろ書かれていて勉強になる。ノート:組版写研が面白い。

*2:実はあるのかもしれないけどさ。いま一番マシなのがInDesignか?