フォント(書体)好きな人々
十年以上前は世の中に「フォント(書体)好き」な人なんているのかいな、なんて話を知り合いとしていたのですが、結構いるもんですね。
ずいぶん前からohkaさん*1の和文フォント大図鑑にはお世話になっていたのですけれど、はてなダイアリーにも濃い日記を発見。
- ……おや? 写研の記述はちょっと気になる。
- 「文字の文字 平野甲賀と字游工房」展なんてあったのね。行きたかったかも。
- http://www.moji.gr.jp/なんてサイトがあるのね。知らなかった。
――などなど、ちょっと読んだだけでもいろいろ発見があって面白いです。
(追記)
- やっぱりゴナはいいなぁ*2。あえて写植で同人誌の表紙を組む人はいないでしょうかね? CHOCOさんとか。
- 築地体の百二十年」受講レポート その3より
文章を読むときはひと文字ずつ読んでいないため、アキを入れると文字がくっきりと目に入る。そのため、いい文字と悪い文字がはっきりわかる。現状、本文用途として「使える」書体はとても少ない。だがそういう「使える」書体は、アケ組みだとキレイに見える。写研のナールやゴナはツメ組みのための書体だが、アケて組んでもとてもきれい。書体によって、適切なアケ方や組み方があるはずだと思う。(小宮山)
『本文用途として「使える」書体はとても少ない』ことはずっと気になってたんだけど、プロからみてもそうなのね。そうか、アケ組みにすれば良し悪しが分かりやすいのか……。