DM200のネットワーク機能を使ってみた

WiFi設定

 WPS等が使えないのはちょっと残念。
(まあ、キーボードで入力できるので多少マシではある)
 とりあえず自宅とスマホの設定をしておいた。

gmail設定

 設定マニュアルを読むと「アプリパスワードを使えばいい」とあったのでgoogleアカウントを確認してみたところ、特にそういう設定がない。なんで?と思ってgoogleアカウントのヘルプを確認してみたところ「2段階認証を有効にしないとアプリパスワードは使えない」とのこと。2段階認証はすでに有効にしてるつもりだった。うかつ。
 とりあえず2段階認証を有効にしアプリパスワードを生成して無事ポメラに設定したところ、無事ログイン可能になった。アップロード側の設定をした時点でアプリパスワードを閉じてしまったので、ポメラsync用に別途アプリパスワードを発行することになった。両方設定するまで閉じないほうがいいかもしれない(このあたりはアカウントの運用方針にもよるだろうけど)。
 2段階認証を有効にすると(googleのサイトに注意書きがあるけど)既存アプリのパスワード設定もアプリパスワードに変更する可能性があるので、googleアカウントを使っているものは念のためアクセスしてみたほうがよさげ。
(僕はいくつか設定しなおした)

IFTTTを使ってtwitterに投稿する

 DM200のネット機能で使いやすいのはメール送信なので、メール受信をベースにいろいろできるIFTTTのアカウントを作ることにする。
 アカウント作成はポメラ用のgmailアカウントで作ったほうが便利そう(違うアカウントだとメール設定をする必要がある)。
 メール送信でtwitterに投稿するものはレシピがあるのだけど、なぜかそれを有効にできなかったので、自分で適当に設定してみた(設定自体は簡単。需要があれば詳細に説明するけど、どーせ誰か書いてると思われるので、見つけたらそこにリンクを張る予定)。
 最初はメール送信してもtwitterに投稿されず「IFTTTの設定間違えた?」とか思ってたけど、これは単純にファイルのエンコディングがShift_JISになってたためだった(エンコディング変換するフィルタとかあればそれを使うとよさげ)。
 DM200ではファイルのエンコディングを変えることができないので、わざわざ別ファイルを作ることに。今回のような動作テスト的な時だけでなくエンコディングや改行を変えたい時は割とあるので、「ファイルのプロパティで変更できるようにする」「ファイルの保存時に変更できるようにする」あたりができるようになればいいのに。

ポメラsyncを使ってみる

 iOSMacOS端末は持ってないので、gmailで扱えそうな範囲でいろいろ試してみた。
 Androidアプリで同期できそうなものをいくつか試してみたけど、ちゃんと動くのははなさそう(探せばあるのかな…)。
 gmailのフィルタで<アカウント名>+pomera@gmail.comに送ったメールに対して「Notes/pomera_sync」ラベルを付加するようにしたところ、ちゃんとポメラsyncでポメラ側で受け取れるのを確認。ただしポメラ側でエンコディング変換などはしないため、一般的なISO-2022-JPで送ると文字化けしてしまう。このためメール送信時にUTF-8に設定して送信する必要がある。
(これは不便なので、IFTTTにエンコディング変換&メール送信があるなら使いたいところ)

ネットワーク接続には時間が掛かりすぎる

 他の検証記事でも触れているように、「WiFi接続」「ポメラsyncの同期」はそれぞれでかなり時間が掛かってしまう。
 せめて「WiFi接続」だけでも時間が短くなればいいのにと思う。アップロードでのメール送信はそんなに時間が掛かる印象はないので、ここが改善されればアップロードを使いやすくなるため。
 個人的にはbluetoothのPAN接続をよく使ってるので、WiFiだけじゃなくこちらにも対応して欲しいところ。今使っている端末だとbt接続のほうが接続待ちが短いし、bt接続なら繋ぎっぱなしでも消費電力が抑えられるのではないだろうか。
 現状の接続時間だと残念ながらあまり利用しない気がする。
(とはいえ、他端末とネットワークでやりとりできる方法があるのはいざという時に助かるけど)