『艦これ』をざっくりと振り返る
艦これの大きな楽しみ(目的)
艦これの大きな楽しみ(目的)は大ざっぱに分けると
- 艦娘の入手
- 海域のクリア
――になると思われる。
(これが少ないのかは他のネット系ゲームをやってないので分からない)
他にも
- 装備の入手
- ランキング入賞
――などがあるが、主要な目的にはなってないように見える。
(アイマスはランキングが主要な目的になってるように見えるけど、そうでもないのかな?)
そんなわけで、全海域をクリアしたり全艦娘を入手すると基本的にやることがなくなる。
それに対するフォローとして
- 海域の追加
- 艦娘の追加
――という対策がとられている。
(このあたりはネットゲーム的に一般的な対策だろう)
目的として上記だけでは足りないため「ケッコンカッコカリ」が実装されるのだと思われる。
そのためランキングのように極一部の人向けではないが、それなりにハードルの高いものになるのだろう。
目的の細分化
「艦娘の入手」「海域のクリア」が目的だけど、それらを達成するためには
- 艦娘の入手
- 建造による入手
- 海域での勝利による入手
- 海域のクリア
- 海域での勝利
――という行動が必要になる。
(なので、「建造」「海域で勝利」が目的になる)
「建造」するには資材がいるので、「資材の入手」が目的になる(口述)。
「海域での勝利」のためには
- 艦娘の育成(経験値稼ぎ)
- 演習での戦闘
- 海域での戦闘
- 装備の入手
――が必要になる。
(「戦闘」と「装備の入手」が目的になる)
「装備の入手」は主に「開発」で、資材を消費するため「資材の入手」が目的になる。
(レベルを上げて改造する事でも入手可能だけど、それは「戦闘」が目的になる)
「戦闘」すると
- 戦闘毎に資材を消費
- ダメージの修復(入渠)で資材を消費
――が起こるため、「資材の入手」が目的になる。
「資材の入手」には
- 「任務」をクリアする
- 「遠征」する
- 時間の経過を待つ
- お金を払う
――が主な手段になる。
「任務」のほとんどはクリアするのに資材を大きく消費するため、「資材の入手」というよりは「資材の消費を軽減する」ためのもののように思われる。
「遠征」でも資材を消費するが、消費量はそれほど大きくないため、資材入手の主な手段となっている。ただし「遠征」は時間がかかり、それを短縮する方法はない。また数をこなすにはいわゆる「ゲームに張り付く」必要がある。
(既存のMMORPGでもあったように「遠征」でチート(=張り付きを回避するツールを使う)をしているユーザーはそれなりにいるだろう)
「時間の経過による入手」はそれなりに多い。そのため「お金を払うことによる入手」をする必要があまりないのが『艦これ』の特徴と言われている。
(任務や遠征による資材の入手の組み合わせで1時間×2回くらい遊べる印象なので、充分に遊んだ感覚になる)
待ち時間
プレイヤーが連続して遊びすぎない(ゲームを消化しすぎない)ようにするため待ち時間が設定されているポイントがいくつかある。
この待ち時間を減らす方法も用意されている。
(多くはお金を払うことで待ち時間を減らすことができる)
待ち時間が設定されているものは
- 資材の入手
- 遠征
- ダメージの修復(入渠)
- 海域出撃による艦船の疲労
――あたりになる。
資材についてはお金を払うことで入手可能になっている(他のネットゲームでも一般的)。200pt/100円程度で購入することができるが1440pt/1日を入手できるため購入する必然性は少ない(イベント時など、急いで欲しい時に買うことになるのだろうと思う)。
「遠征」についてはお金で待ち時間を短縮することはできない。これは遠征が主に資材入手の手段だからだろう。
ダメージ修復の待ち時間を減らすためのアイテム(通称バケツ)がある。これは比較的入手が容易になっている(主に遠征や任務で手に入る)。お金を払って入手もできる。
海域出撃による艦船の疲労もアイテムで解決できるが、こちらは入手頻度が低い。これは「艦船を入れ替えて出撃する」ことで回避できるためと思われる。またお金を払って入手もできる。
その他お金を払う要素
「艦娘の所持数」に上限が設定されている(最初は100)が、これを増やすにはお金がかかる。
特定艦娘だけ集めるつもりならお金を払う必要はない程度に多いが、全艦娘を集めるつもりならお金を払うことになる。
(僕はコレクターなので沢山買ってしまっている……)
ダメージ修復の「入渠」は同時に2隻のみとなっているが、お金を払うことでこれを4隻まで増やすことができる。
出撃回数が少ない=ダメージを受ける艦娘が少ない状況なら同時2隻でも充分遊べる。
ただし出撃回数が増えてダメージを受ける艦娘が増えてくると、バケツを使う必要が増えてくる。バケツが足りないように感じるときは、バケツを購入する前に「入渠」のドッグを購入し、同時に修復できる艦娘の数を増やしたほうがお得になっている(バケツは5個/300円、ドッグの追加は1つ/1000円)。
(僕は入渠ドッグは2つ増やしている)
艦娘の轟沈を回避するアイテムの「応急修理要員(200円)」「応急修理女神(500円)」は入手頻度が低いため、艦娘のロスト回避を重視するなら購入する必要があるかもしれない。
(僕は使ってない。ちなみに轟沈回数は1*1。その時のショックは意外にでかかったです……)
イベント・大型艦建造
プレイ量が減ると資材が貯まりがちになるため、それを消費するために「イベント」「大型艦建造」が設定されていると思われる。
「イベント」では敵が強く(敵ダメージが回復するように)設定されているため
- 戦闘によるダメージが大きい(=資材の消費量が大きい)
- 出撃回数を増やす必要がある(=資材の消費量が大きい)
- 時間制限(=ダメージの回復にバケツを使う必要が増える)
――となっている。
そのかわり
- 海域クリア
- レア艦娘の入手
――という特典(目的)が用意されている。
「大型艦建造」は主に「資材の大量消費」を目的としていると思われる。
もちろん「艦娘の入手難易度の調整」という側面もあるだろうけど。1週間に入手する資材の量は1440ptなので、おそらくその辺をベースに調整されてるように思う。
(約10,000pt/1週間なので、1週間に1〜2回大型艦を建造できる程度を想定してるのかもしれない)
感想
おそらく「時間による資材の入手量」と「一般的なプレイで消費する資材の量」のバランスが取れていて、「資材の入手」にお金を払わずに済むのが「お金をかけなくてよい」と評価されているポイントなのかもしれません。
僕はコレクターなために艦娘のストック数を増やして(=お金を払って)ますが、コレクションしなければ必要ないでしょうし。
そこそこプレイしてるので入渠ドッグは2つ解放して(=お金を払って)ますが、資材やアイテムの購入はしてませんしね。
無茶苦茶熱心に遊んでたつもりはなかったのですが、半年経たずにほぼやることがなくなった(=既存海域クリア。艦娘の入手は大型艦建造なので、基本的にはプレイせずに待つ状態)ので、もっとゆっくり遊んだほうがよかったのかなぁ?とか思ったりもします。
(逆に、もっと短期間で一気に遊んでいる人も相当いるんだろうな、とも思います)
ステータスを確認すると
艦隊司令部 Lv96
出撃勝数 2582
出撃負数 106
演習勝数 560
演習負数 423
遠征回数 2567最大保有可能艦娘数 160
最大備蓄可能各資材量 24750
――でした。遊びすぎ?
*1:戦闘前中破→夜戦前大破で、クリティカルされて轟沈。残耐久ptは未確認。