『ひぐらしのなく頃に』のオペラを観てきたよ。
演劇やミュージカルは何度も観ているけれど、オペラは初観劇になるので見所を間違ってるかもしれませんが、感想を簡単に。
客層は演劇・ミュージカルに比べると男性が多いかな? という印象。それよりも高齢の方が多くてちょっとびっくり。おそらく関係者の両親だとか、音大の教授だったりするのでしょうけれど。
舞台については、生オケ・生コーラスがあって「これがオペラか〜」というのがまず最初の印象。
普通に芝居をしていたり普通の台詞があったりしたので「あ、オペラって歌ってる感じの台詞だけじゃないのね」とか思ったり。そのあたりはミュージカルとあまり変わらない印象でした*1。ああでも、役者さんの声量は普通の舞台とは比べものにならないくらい凄かったです。
音楽関係は疎いのであれですが、打楽器がよくて金管が微妙に気になった感じ。ひぐらしの鳴き声を弦楽器で表現してて「なるほど!」とか思いました。
曲調は昔のアニメのBGMっぽい印象というか、そういや最近アニメのBGMでオケをあんまり使わなくなったなぁ、なんてことを考えながら聞いてました。この前観た『機動戦艦ナデシコ』はオケが格好良かったですし。つか、なんで減ったのかな?
お話は基本的に原作どおりなので、第一幕はちょっと退屈な感じ。見所は梨花が踊るところくらいかな? 第二幕はコーラスも多くてなかなかよかった印象。というか、全体的にもっとコーラスがあってもよかったんじゃないのかな。
ラストはひぐらしの声にあわせて閉幕しておけばよかったのに、とか思った*2。おかげでラストの拍手のタイミングが分からなかったし、カーテンコールのタイミングがちょっとぐだぐだな感じになってましたし。
舞台が終わったあとのホールで役者さんが知り合いにもみくちゃにされてるのは学生演劇をちょっと思い出した。
――とまあ、そんな感じでした。
個人的には『少女革命ウテナ』をオペラで観たいですね。どこかでやらないでしょうか。