この手の言説は「ウェブが普及すれば同人誌即売会は廃れる」とか、「同人ショップで同人誌が売られるようになると同人誌即売会は廃れる」とか、昔から何度も繰り返されてきたネタですよね。。。
コミックマーケットが永遠でないのはその通りとは思うけど、それは電子書籍の普及とは関係ないところ――たとえばワイセツ物の問題だったり、あるいは大規模な事件や事故だったり――のほうが圧倒的に高いでしょう。
(ついでに、コミケだけでなくコミティアとかも拡大してる現状があるわけです)
あと、紙のメディア特性を低く見積もりすぎてるんじゃないかな。「オフィスから紙がなくなる」と言われて久しいですが、全然無くなる様子がないですしね。
紙が相当にコスト高になれば状況は変わると思いますけれど。
再生機器が必要な他のメディアはともかく、紙メディアは再生機器が必要ないですからね。その辺について語ってる人があまりいないですけど。
(そもそも電子ブック端末を買わなければ何十冊も紙の本を買えるわけですし)
というか、電子ブック端末がどれくらい普及すると考えてるんでしょ。
少なくともダウンロード販売は既に行われていて今後変わるのは「電子ブック端末の普及」だけだと思うのですが、市場にインパクトのある普及台数をどのくらいだと見込んでいるのか気になるところです。