『よみがえる空』の前半を観たよ。
『よみがえる空』のDVD-BOXをようやく観たのですが、いま観てもやっぱりいいですなぁ。マイナー作品になってしまっているのが残念なところ。
ノイタミア枠でやってもイケてる作品だったと思うのですが……。
以下、前半の感想:
Episode1 「初めての仕事」「困難な仕事」「苦しい仕事」
放映時にも思ってたんだけど、やっぱり1話目が掴みとしては弱いのが気になった。
主人公・内田の説明が必要なのは分かるし、シリーズ全体を通して見ると必要な話数だとは思うのだけれど、でも1話は退屈なんですよね。
(おかげで本放映時にはしばらくハードディスクの肥やしにしてしまってましたし)
2、3話は非常に良い出来で、以前観てから3年経ってるおかげでほどよくお話を忘れてて、「え、どうなる?」と手に汗握りながら観てました。
Episode2 「大切な人」、Episode3「必要なこと」
いちおう主人公と周囲の人々の紹介話になるのでしょうけれど、いちいち心に刺さる痛い内容になってます。Episode1と違って救いがあるのがよいですけれど。
そういや当時は岡山在住の知り合いに方言のことを聞いたような記憶が……。
Episode4 「Bright Side of Life」
『よみがえる空』で一番好きなエピソード。
いま見直すと印象が変わるかな?と思ってたけど、やっぱりいい話でした。
基本的な感想は当時書いた通り。補足するとすれば、たいていのアニメ作品では権利処理が煩雑なためか*1原曲を使うことを避けることが多いのに、ちゃんと使ってるのは素晴らしいとつくづく思う。
ラストのカラオケの歌い方がすごくらしくて、ほんと、いい。思わず自分も一緒に歌っちゃいそうになるし(笑)。
――ってな感じで。
基本的にしんどい話が多いのですが、それでも観ちゃういい作品です。
蛇足
作画はもっとよかった印象があったのですが、案外普通でひょうしぬけでした。
(作画が悪いってことじゃなくて、相当よかった印象があったので。そこまでではなかったな、と)
作品の比較をするのはよくないと分かっているのですが、『図書館戦争』を観てもの足りなかったのは、無意識のうちに『よみがえる空』と比較してしまっていたからだと、今なら分かります。
そろそろ『ストラトス・フォー』のDVD-BOXも出して欲しいところ。
*1:あるいは少しでも支出を抑えるためか。