西尾維新の作品はとても面白いと思ったけれど、お金を出したいとは思わなかった。何故だろう?

 友達に「西尾維新の作品何か貸して」と言ったら「これが一般向けかな」と『化物語』を貸してくれた*1
 読んでみると確かに面白いし人気が出るのはよく分かる――と思ったんだけど、じゃあ自分でお金を出して買うかと考えたら、それはおそらくしない。だからといって読んだら時間の無駄だとは思わなくて、そのうち友達から他の作品を借りて読むような気もする。
 その理由を考えてみたけれど特に納得できるような理由は思い浮かばなかったんだけど――そもそも「お金を出して読みたい」作品(作家)が著しく珍しいだけ、なのかもしれない。


 うーん、でもなあ、「面白い」という基準では自分が「お金を払いたい」と思っている作家とそんなに違いはないと思うんだけどなあ。いったい「面白さ」以外の何が違うんだろ。気になる。

それはそれとして、

 そういう意味でコンテンツ(作品)にお金を払う気はない(価値はない)っていう意見があるのはまあ分かるけれど、だったら無料で提供されているものだけで満足しておけよ、とも思う。
(本来無料でないものを頑張って無料で取得する必要はないでしょ? それだけの価値はないって判断してるんだからさ)


 また、コンテンツ提供者は払わん奴らは払わんのだからそんな奴らは基本的に無視をすべきだけど、「お金を払う奴らはバカだ」と言っている連中を徹底的に叩くべきだと思うけどな。
 それから若年層がお金を払いやすい仕組みを作るべき。もしゲームメーカーの支払いシステムを利用する若年層が多いようなら積極的に利用すべきだし、ゲームメーカーがダメならバンダイあたりが頑張って若年層向けの支払いインフラを作るべきだと思うけどな。

*1:なのでアニメ化とは関係ない、はず。