ラノベがダメなのは主要キャラがティーンばかりだからじゃないの?

 切込隊長さんとこでラノベネタというかヲタネタが書かれてましたが(その1その2)、ラノベがメジャーになれないとすればそれは「主役(および主要な登場人物)がティーン(および子供ないし20代前半くらい)だから」じゃないんですかね。ま、これは漫画やアニメにも言えるけど、ラノベは特にその傾向が強いような気がするし。

 登場人物がティーンであることに依存した設定や物語しか書けないんであれば、そりゃ他に応用がきかなくて大変だろうなぁとは思うけれど。それ以外のものが書けてもおそらくラノベのレーベルからは出させてもらえない可能性が高いだろうし――購入する人々が求めているのはそういう作品ですからね*1


 んでもってヲタ向け以外とか海外作品をみるとティーンがメインってのはあんまりないわけで、もしそれが一般(および海外)向けとしてはティーンがメインな作品は受け入れられないということを意味しているのだとしたら、そりゃまあそういうヲタ向け作品の市場が大きくなることはないだろうな、と思うのですよ*2

 海外に関していえばティーン向け作品として売れるんじゃないかとは思うんだけど、日本みたいにティーンがお金持ってるのか? ってのは気になるところ。持ってるんならそのあたりをターゲットにすりゃええのに、と思うんだけど。そうしてないってことは日本ほど自由になるお金がないんだろうなぁ。

*1:高校生活までは誰でも経験するしそんなに極端な違いはないから理解しやすいから、ってのが大きいんじゃないかと思ってるんだけど。実際はどうなんでしょうね。

*2:なので、「ハリー・ポッター」がなんで売れたのかには興味がある。