今年はAnime3.1の年だった

 なんだか世間的にはWeb2.0とかで盛り上がってるみたいですが、アニメ業界的には3.1リリースな年だったかなと。
 1995年の3.0αに始まり*1、1997年に3.0βリリース*2、それからRCが続いて2003年にAnime3.0って感じでしょうか*3
 で、今年がAnime3.1だなと思ったのは、ようやくデジタルアニメの演出技法が確立された気がしたから。まあ去年の秋ぐらいからそんな雰囲気はあったんだけど*4、もう今では「ぶっちゃけデジタルでないのは考えられん」って思ってるんじゃないでしょうか。
 僕がデジタル彩色はイイナ!とか書いていた頃は「デジタルなんてダメだよ、セル画マンセー!」的な意見が多かったけど、もう今ではそんなこと言う人もいないでしょ、たぶん。


 ――という、パラダイムの変わり目が認知された年だった気がするのですよ。

*1:「ビット・ザ・キューピッド」が世界初の連続CGアニメーション番組らしいので。

*2:この年から東映動画が本格的にデジタルに移行。翌年に東映アニメーションに商号変更してるから、そっちがβリリースかも。

*3:鉄腕アトム」が最後のセルアニメらしいから。個人的には2000年が3.0だった気もすけど……あ、東映が完全移行してたからか。

*4:RCって感じかな。