ボケとツッコミと萌え系作品

 苺ましまろのボケ・ツッコミのテンポの良さに関心したのですが*1、これが「ボケとツッコミのユートピア」ってやつなんでしょうか。


 萌え系作品は物語もドラマも無いので読ませるためにはネタが必要で、萌え系キャラは基本的にはボケだから――フツウと違うことだけが存在意義なのだから仕方がないけど――ネタ振りに使いやすいので4コマと相性が良かったのかもしれない。もちろんボケだけしか存在しないと何がフツウと違うか分からないから、解説役としてツッコミがいるという構図になっている、らしい*2


 もっとも、ネタの解説のためにツッコミがいるという構図はギャグ/コメディとしては質が悪く、結局そういう作品しか集まらなかった所に萌え系4コマが雑誌として成立しなかった理由なんだろうな、と。

*1:2話目は普通だったけど。1話が良すぎた?

*2:あ、これは萌え系作品だけではないか。イマドキのお笑い芸人の多くはこんな感じに見えるし。