最近はもっぱら「らぶデス」ばかりやっているのですが、

 恐らく日本のゲーム史にもアニメ史にも残らないとは思うのですが*1、や、ほんと、凄いです。ポリゴンキャラでもここまでほぼ完璧にセルアニメちっくに表現できるとは*2
 サークル勧誘の時に「カラフル少女パレットちゃん」を見たとき以来の衝撃でした。あの時も「ポリゴンキャラでもこんな風にアニメ的な表現(絵も動きも)ができるのか?!」って思いましたからね。あれから約15年、ようやくここまできたかと思うと感慨もひとしおです。
 数年後*3に「あー、これはらぶデスの時にやってたなぁ」とかしみじみと思いにふけるような気がします。


 それはそれとして。
 当然のようにPCの性能によって画質が変わるのですが、思いきって高いビデオカードを付けてみたところ、印象が全然違います。なんというか、魚八景(本物)*4を見たときの衝撃再び、みたいな。
 確かに最高画質だとだいたいハイビジョン相当になるわけで、「これがハイビジョン画質の感動っていうやつか!」と思いましたよ*5(笑)。うちの環境だとCPUパワーが不足しているためかたまにフレームレートが落ちるのですが、それでも画質を犠牲にしようとは全く思わないくらい綺麗です。
 というわけで、できれば最高解像度(1280×960)でアンチエイリアスを8x以上で是非に。どちらかを犠牲にするならアンチエイリアスを目一杯掛けたほうがジャギが減って綺麗だと思います。


 これを低価格パソコンで楽しめるようになるにはもう3〜4年はかかるんだろうなぁ*6。「多大なCPUパワーやGPUパワーは何のために?」と聞かれたら「こういう作品を楽しむため」と自信を持って言えます(笑)。

追記

 トゥーンシェーディング(セルシェーディング)を使ったり、あるいはモーションキャプチャを使ったものは今後も増えるんだろうけどねぇ。MA@YAさんみたいにセルアニメちっくな表現を目指すものは、しばらく出てこないんだろうなぁ。TEATIMEから離れたみたいですが、今後の動向を追いかけてみたいと思います。


 DoGA CGAコンテストも、CGアニメーションの発展を願うのであればこういう作品もとりあげるべきと思うんだけどね。今のDoGA CGAは、もはや普通の自主制作アニメの発表会だもんなぁ。

*1:裏ゲーム史の片隅になら残るかもしれないけど。

*2:この点が恐らく比較されるだろう、DOAとかゆめりあとの大きな違い。

*3:下手すると十数年後かも。

*4:魚八景Jr.というニセモノがあります。あれ、ハイビジョンじゃないので全然駄目。

*5:これをみる限りでは、アニメ作品もハイビジョンのソフトを作ると印象が違うと思うのですよ。そう言ったら「背景くらいしか意味ないんじゃない?」とか言われたけれど。まあ、昔の作品はセルのヨゴレが目立ったりあるいは解像度が足りなかったりするので劇場作品以外はソフトにする価値はないかもしれませんが、今後はハイビジョン解像度で作ってもいいんじゃないのかな。

*6:2年前のそこそこなスペック+最新のビデオカードでややフレームレートが不足するくらいなので、そんなにはかからないかもしれない。次世代ゲーム機でなんとかなりそうな気もするけれど、ジャギをとるにはメモリが足りない気もする。ソフトの最適化次第かもしれませんが。