サトウタツオ通信

 おお。今回は僕の疑問に対する答えになってる(笑)。

普通だったら納品後にネガ(フィルム)を完全な状態にしておくのが筋なのですが、ちょうど95〜96年辺り作品数も増えていたからでしょうか、その辺りの管理がいい加減なものも結構あったのです。

 ――というわけで、セラムンは非常に正しいやり方でLDが製作されていた、ということだったみたいです(そんな風に恵まれた作品はあまりないみたいですけれど)。

しかしここ数年で状況も変わりました。将来を見越してHDマスターを作りましょう、というお話を聞かされたのはステルヴィアの制作が終わる頃です。まずは劇場版のHDマスターを作って王子様三部作(笑)のカップリングでDVDを再販したのはご承知の通りです。
(略)
かくしてTV版ナデシコはネガテレシネにてHD化の運びとなりました。

 おお、それはめでたい。でも、だとすれば将来的に発売されるであろうHD DVDでのソフト化*1を待つのが正解かな(笑)。
 あれ、ひょっとしてセラムンのDVD化が途中で止まってたのは、HD化と関係あったりするのかな?


p.s.

当然リテイクカットですから繋いでいない、短いフィルムなのですがしっかり缶に入れて保存してあったとのこと。

 ……8ミリで制作してた時は、あまりフィルムは全部つなげてたよーな気が。短いフィルムばかりつなげたものを上映すると、切れ目でガタって*2映写機に負荷がかかるのであまりよろしくないらしいですけれど。
 クロミだけの固まりなんてのもありました。

*1:劇ナデは是非にHDで見たいなぁ。

*2:繋げるのが下手だった、という話もある。