サトウタツオ通信

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全てが連続しているリアルタイムな演劇と、時間軸を操作して作り出していくアニメとは重なるところはあれど異なる要素の方が多いのです。とはいえども何とかそんな演劇の“ライブ感”みたいなものをアニメ(しかもTV)に導入できませんかねえ、なんていう水島さんの話を宿の露天にて聞きつつ伊豆の海を眺めつつ。

 アニメで「ライブ感」と聞くと、どうしても悪い印象しかありません(苦笑)。もっとも、昔の作画の暴走とか長期作品の脚本(キャラクター)の暴走なんかは「ライブ感」の一種だと思いますけれど。そういえば最近はそういう作品が少なくなりましたね*1
 ちなみに僕は演劇のライブ感をリアルタイムな連続性より空間的なものに感じますので、そういう「ライブ感」をアニメに導入して欲しいです*2

*1:この辺りは以前小黒祐一郎さんが指摘していた気がする。

*2:時間的な連続性とは違う意味でアニメで表現するのは難しい気がしますけどね。