予想されたとはいえ、第3話に続いて最低の出来。ここまで省略されるとまるで別物です。志摩子や祐巳ちゃんの葛藤がすっぽり抜けてるんだもんなぁ*1。
「アニメ向けに改変するのは構わない」と思っていたけど、単に省略して原作の良い部分をスポイルしただけじゃどうしようもないでしょうに。
それにしても、このアニメは誰に向けて作られたんだろう?
原作ファンはこんなのを買わないだろうし*2、原作を知らない人は何がなんだか分からないだろうし。
「萌え百合らしい」と聞いて最近マリみてを知った人に売るつもりなんだろうか?
今月のアニメ誌を見たら
7話 ウァレンティーヌスの贈り物
8話 びっくりチョコレート
9話 紅いカード
10話 いばらの森
――になってるんですけど。11話は「白き花びら」らしいし。なんでこういう構成にしたんでしょうか。
これだと「ファースト デート トライアングル」はカットされるのか、それとも「いとしき歳月」が全面カットなのか、全面カットでないにしても「いとしき歳月」のどのエピソードを使うのか。
などなど、謎は深まるばかりです。
もはやどうやってもダメな気がする。全面的に作り直してもらえないものでしょうかね。だらだらと制作できてる他作品が羨ましいです。