*1 クリエイティブ・コモンズ(HotWiredの記事)

 他人の著作物を利用するときはきちんと敬意を払おう、他人に著作物を利用されたときはそれに対してあまり煩くしないようにしよう、という話ではないのかなぁ。
 アメリカでは著作権を持っている人が煩すぎるうえに、敬意を払わずに他人の著作物を利用している人が多いのだろうけど*1。日本人はそういうのを嫌う風潮があるから、本当は「クリエイティブ・コモンズ」なんてわざわざ立ち上げる必要はなかったはずなんだけどね*2。それを日本に輸入しようという動きがあるということは、最近はコナミを筆頭に悪い意味でアメリカイズム(あるいはジャイアニズム*3)に染まっている人(よりもたぶん企業)が多くなってしまったのかな、なんて思ったりもします。


 ――今更ですが、HotWiredの記事を読んだもので。
 わざわざクリエイティブ・コモンズを宣言するのは、ウェブサイトに「リンクはフリーです」と書くくらい野暮なことだと思うんだけどね。

*1:どちらの筆頭もディズニーなのが興味深い、かも。

*2:だからこそローレンス・レッシグ教授は日本文化に興味をもったのでしょう。

*3:貴様のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ。