宇宙のステルヴィア

 アバン〜OPを観てるだけで涙が出そうになりました。歳をとると涙もろくなっていかんですな。


 さすがに大ちゃん大活躍、ってのはなかったですね(苦笑)。演説を聞いてたらムリョウの村田始君を思い出しました。約束のことはすっかり忘れてました、すみません。確かにこの約束を果たさないのは問題だ。
 しーぽんは「しっかりしろ、音山光太! 君はなんのためにここにいる!」と言うかと思ったけど、さすがに違いました(苦笑)。確かにそんなことを言うキャラではないし。光太が復活した理由が分かりにくい気もするけれど、あれくらい分かりにくくてもいいんですかね。


 伏線は全部放置かと思ったけど、アリサがお正月に帰らなかった理由とかさらっと触れてたりするし。マニュピレーター男はしーぽんじゃなくてアリサ用だったのね、とか。
 個人的に疑問だった「光太がしーぽんを好きになった理由」が説明されたのはちょっとびっくり。


 片瀬志麻が「宇宙をまっすぐに見つめてみたい」に対して「実際に見つめてみてどうだった/どう変わった」ということが描かれなかったのは大変残念でした*1
 各キャラに見せ場を用意するのはいいけれど、それで片瀬志麻の扱いが相対的に軽くなってしまったのはあまり良くなかったんじゃないかな。少なくとも上記の想いに対する明確な回答はあるべきだった、と思う。
 グレートミッション及びジェネシスミッションを体験して片瀬志麻は何かを感じ何かが変わったということを描かないのは物語としては失敗だったんじゃないのかな。そのうえでエピローグのように「相変わらず」の部分を見せれば、最近の流行*2にも合致してうまくまとまったのに。


 とかとか不満もあるけど、好きな作品には違いないわけで。とりあえずDVD-BOXは忘れずに買いに行かないと。作りすぎてて余りまくってるとたすかるんだけどなぁ。

*1:ステルヴィアに来て友達ができて良かったね、っていうのは違うからね。

*2:「何があっても変わらないキャラクター」ってのが流行ってる気がするのです。